第5部分 (第1/4頁)
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ません。」
それからまた踴子は、
「お父さんありますか。」とか、
「甲府へ行ったことありますか。」とか、ぽつりぽつりいろんなことを聞いた。下田へ著
けば活動を見ることや、死んだ赤ん坊のことなぞを話した。
山の頂上へ出た。踴子は枯れ草の中の腰掛けに太鼓を降ろすと手巾(ハンカチ)で汗を
ふいた。そして自分の足のほこりを払おうとしたが、ふと私の足もとにしゃがんで袴の裾
を払ってくれた。私が急に身を引いたものだから、踴子はこつんと膝を落とした。かがん
だまま私の身の回りをはたいて回ってから、掲げていた裾をおろして、大きい息をして立
っている私に、「お掛けなさいまし。」と言った。
腰掛けのすぐ橫へ小鳥の群が渡って來た。鳥がとまる枝の枯れ葉がかさかさ鳴るほど靜
かだった。
「どうしてあんなに早くお歩きになりますの。」
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藝人們仍舊各自拿著越過天城山時拿的行李。小狗把前腿搭在媽媽交抱著的雙臂上,露
出慣於旅行的神態。離開湯野,又進入了山區。海上的旭日溫暖著山腰。我們向旭日望去,
在河津川前方,河津的海濱清晰地展現在眼前。
“那就是大島。”
“看上去多麼大!你一定來啊。”舞女說道。
或許是因為秋季的天空過於晴朗的緣故,鄰近太陽的海面上,像春天一樣籠罩著一層霞
光。從這裡到下田,要走二十多公里。有一段時間,大海時隱時現。千代子悠閒地唱起歌來。
途中有一條山口的近道,略為險峻卻可以縮短大約兩公里的路程;他們問我:是走近道,
還是走平坦的大道?我當然選擇了近路。
這是一條林間小徑,陡峭得地面緊挨著胸口,而且落葉遍地,極易滑倒。我走得氣喘籲
籲,反而有點豁出去了,我用手掌抵著膝蓋,加快了步伐。眼看著他們一行人落在我的後面,
只能聽見從林間傳來的說話聲。舞女獨自一人高高捲起下襬,急匆匆地跟著我。她走在我身
後一兩米遠的地方,既不想縮短這距離,也不想拉開距離。我回過頭去和她說話,她吃了一
驚似的微笑著,停下腳步回答我。舞女說話的時候,我便等著,希望她趕上來,可她卻依舊
止步不前,直到我繼續向前走,她方才邁步。道路曲曲折折,更加險峻了,我越走越快,舞
女仍然在後面一兩米遠的地方,專注地攀登著。山靜悄悄的。其他的人遠遠地落在後面,連
說話聲也聽不見了。
“家在東京的什麼地方?”
“不,我住在學校的宿舍裡。”
“我也去過東京,賞花時節去跳過舞——那是在小時候,什麼也記不得了。”
接著舞女又斷斷續續地問了我許多問題:“你父親還在嗎?”“你有沒有去過甲府?”她
還談起到了下田要去看電影,以及死去的孩子等等話題。
來到山頂,舞女將鼓放在枯草叢中的凳子上,用手巾擦去汗水。她想要撣去自己腳上的
塵土,卻突然在我的腳邊蹲下,替我抖了抖褲裙的下襬。我慌忙向後退去,舞女撲通跪在地
上,彎著腰,給我撣掉周身的塵土,然後放下卷著的下襬,對站著直喘粗氣的我說道:
“請坐吧。”
一群小鳥飛到凳子的近旁。四周一片靜寂,鳥兒落在枝頭上時,枯葉的沙沙聲都清晰可
聞。
“為什麼走得那麼快?”
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踴子は暑そうだった。私が指でべんべんと太鼓をたたくと小鳥が飛び立った。
「ああ水が飲みたい。」
「見て來ましょうね。」
しかし、踴子はまもなく黃ばんだ雑木の間からむなしく帰って來た。
「大島にいる時は何をしているんです。」
すると踴子は唐突に女の名前を二つ三つあげて、私に見當のつかない話を始めた。大島
ではなくて甲府の話らしかった。尋常二年まで通った小學校の友だちのことらしかった。
それを思い